越中一宮 高瀬神社

高瀬神社アイキャッチ画像

越中一宮高瀬神社はJR城端線の福野駅より南西約3キロメートルの位置に鎮座しています。
また井波の瑞泉寺の北西約2.6キロメートルの位置でもあります。
私は瑞泉寺からタクシーで参拝しました。

参拝日 令和元年9月20日
鎮座地 富山県南砺市高瀬291
御祭神 主神 大国主命
    配神 天活玉命
       五十猛命

いただいた栞によると、ご鎮座の年代は景行天皇の御代と伝えられており、太古悠遠の時代に 属します。

天武天皇の御代に蝗害により勅使を遣わされてより後、
光仁天皇宝亀11年(780)従五位に、
さらに清和天皇貞観元年(859) 正三位に、
安徳天皇治承4年(1180)に正一位に列せられました。

当時は多くの社領荘園を有していましたが、現在は神子畑という地名だけ残っています。
また大宮司、勧学院など往事の面影を偲ぶ地名も残っています。
戦国時代に入り、往古の繁栄は何処へ。 社頭は荒廃し、人心も乱れた時代でした。
江戸時代になると、加賀藩主前田家の篤き崇敬の誠心のもと、御神威は高揚し、明治以降は 明治6年(1873)に県社、大正12年(1923)に国幣小社となり、翌13年、摂政宮(昭和天皇)の勅使が御参拝されるなど皇室国家からも篤く待遇されました。
昭和20年(1945)に大東亜戦争終結となりましたが、戦前戦後を通し、この地域の守護神として崇敬され今日に至っていますとあります。

越中一宮

富山県には越中一宮と称せられるお宮さんが四神社あります。
氣多神社射水神社高瀬神社、雄山神社です。
氣多神社、射水神社、高瀬神社は参拝出来ましたが、雄山神社は今年参拝出来ませんでした。
来年には参拝したいと考えています。

さざれ石

国歌君が代に歌われるさざれ石とは細かい石、小石という意味です。
小さな石が年月を経ていく中で大きな巌となる様子から子宝の石とも呼ばれております。

なでうさぎ

御祭神の大国主命(大国様)は、神話「因幡の白うさぎ」において、過ちを犯し体に傷を負った「うさぎ」のケガを癒され、 悪しき心をも改心されたと記述されております。  
この神話に因み、大国主命(大国様)の御神徳を広くご参拝の方々にお受けいただきたいと願い、御神前に置かれました。
ご自分の癒してもらいたい部位と同じ所を祈念しながら撫でて、広大無辺なる大神様の御加護をいただきましょうとあります。