安江八幡宮

安江八幡宮アイキャッチ画像

金沢駅で下車して、一番最初に参拝したのが安江八幡宮です。
殆ど駅前と言っても過言ではございません。
でも交差点が大きいし、道路が工事中だったりして、到着まで少し時間がかかったかな。
親しみを込めて鍛冶八幡さんと呼ばれているようです。

安江八幡宮は、加賀藩13代藩主・前田斉泰のときに、水天宮を祀り安産の神様がいたことから、北陸3県を中心に年間1300人ほどが安産祈願に訪れるということです。

また安江八幡宮は金沢五社のひとつであり、加賀八幡起上りの発祥の神社と知られ、厄除け、病気平癒、愛児の健康祈願。
起き上がると言われるため社業繁栄、商売繁盛のお守りとして全国からの参拝者があるとの事です。

参拝日 平成31年2月6日
所在地 金沢市此花町11-27

御祭神 
◎安江八幡宮 
 誉田別尊(応神天皇)・気長足姫尊(神功皇后)、玉依姫尊
◎水天宮
 天御中主神・安徳天皇
◎配神
    天照皇大神・大国主神・蛭児神

御利益 火防守護、病気平癒、安産祈願、出世開運、
    武運長久、家内安全、子孫繁栄、健康長寿 他

安江八幡宮の御祭神は、古代の日本の文化に偉大な功績のあった
誉田別尊(応神天皇)と気長足姫尊(神功皇后)と玉依姫命を祀っています。

また、相殿には天地創造の神である、天御中主神を始めとして、日本人の大祖先である天照大神、国土経営に大功あった大国主神を祀っていて、今から約1000有余年前の天慶2年(939・平安)に鎮座になったこの地の名社であります。

藩政時代には前田加賀藩主大聖寺藩主に崇敬されて、火防や病気平癒を祈られ、また社殿の修繕および祭器具を寄進されています。

神社のある此花町は以前安江鍛冶町と称して、多くの刀鍛冶のいた所であります。
有名な泰平兼若もここ住んでいました。
これら刀鍛冶が水火の伝授(刀剣製作時の火と水の加減のこと)を必ず神社でおこなったことから、今でも俗に「鍛冶八幡さん」と称している。

以前は武蔵・高岡町下藪内(名栄町・石屋小路・高岡町下藪内)にまたがる広大な境内を有していたが、慶長年間(1596~1615)に現在の地へ移転したとの事です。

八幡大神のお誕生の折、真紅の産着を着けられたお姿を写し、これを八幡起き上がりと名付けました。
昔、氏子の一老翁が当八幡宮に参詣して御神像を受け、日夜多幸を祈って宏大なる御神恩に浴した事を深く悦び、諸人のためこの起き上がりを発案して毎年正月に献じたのを社参の人々がこれを拝受して、家運繁栄に、愛児のお宮参り、健康祈願に、厄除に病気平癒にとお守りとしたのであります。

タイちゃん
タイちゃん

ユミさん金沢五社って知っているの?

ユミちゃん
ユミ

知っているよ。
でも今回は安江八幡宮さんと神明宮さんしか、お参りできなかったの。

金沢五社

金沢市に所在する神社の内、江戸時代から鎮座する、
神明宮 野町2-1-8
宇多須神社 東山1-30-8
小坂神社 山の上町42-1
椿原天満宮 天神町1丁目1-13
安江八幡宮 此花町11-27
の五つの神社の総称です。
五社ともに近代の社格制度で県社に列格されています。