春日山神社は妙高はねうまライン春日山駅の西約2キロメートルの位置に鎮座しています。
上越方面の御朱印巡りの二日目で春日山駅よりタクシーで参拝しました。
参拝日 令和六年四月十七日
鎮座地 新潟県上越市大豆1743
社名 春日山神社
社格 旧県社
御祭神 上杉謙信命
合祀神 菅原道真公
岩屋大黒天
上杉謙信公は春日山城を居城とし春日山城内で亡くなりました。
死後、上杉家は越後から山形県米沢市の米沢に移られ御魂も上杉神社へ移りました。
上杉氏はその後越後へ戻る事はありませんでした。
謙信公を崇敬する童話作家・小川未明の父である小川澄晴によって明治34年(1901年)にその上杉神社より分霊された上杉謙信命を祀る神社を創建されました
日本近代郵便の父・前島密も援助したといわれています。
春日山神社 社殿 本殿
拝殿 鳥居
謙信公像 参道
手水舎 絵馬掛
おみくじ掛 春日山城址標
上杉謙信公は深く飯綱明神を信仰され、兜の前立とされていたことは有名です。
飯綱明神は即ち稲荷大明神のことです。
春日山神社を創建した小川澄晴が、神社完成の暁には北海稲荷を招霊し、祠に祀る事を約束されていました。
ところが明治34年神社が完成しても、此の約束を忘れていました。
ある夜、北海稲荷大明神、白衣白髪の御姿にて、約束を果すよう小川澄晴に告げよと、
蒲原地方の某婦人の夢枕に現れたという事です。
澄晴が婦人の言葉を聞き、驚いてここに祠を作り春日山神社の鬼門の守りとしたということです。
北海稲荷神社
上越市内を見下ろす謙信公の銅像は、昭和四十四(1969)年に滝川美一によって製作された。
像高305cm、重量約800㎏