夛久比禮志神社はJR高山線東八尾駅の北東約3100メートルの位置に鎮座しています。
私は国道41号線沿い、富山地方鉄道富山南警察署前バス停にて下車し歩いて参拝しました。
バス停より西南西約1200メートルの位置に鎮座しています。
参拝日 令和元年9月9日
鎮座地 富山県富山市塩690
御祭神 天津日高日子穂々出見尊
塩土老翁命
豊玉比売命
創建 天武天皇白鳳元年
御神徳 諸難除け
略記
いただいた栞によると、今より1300年前、天武天皇の白鳳元年(672)4月12日に、林宿禰弥鹿伎という人が部下を率いて神通川を船で上流へ向かって進んでいたところ、たまたま白髪の老人が現れ一同に語って申すには向こうの川辺の松の木の際に泉がある。
水は塩味を帯びているから、きっと塩がとれる。
塩は貴重だから貴方達もこの地方の人達も大きな恩恵を受けるであろう。
早く行って探しなさい。
と云い終わると、すっと光を放って姿が見えなくなった。
此の言葉通りに進むことしばし、緑に囲まれた泉があり、清水は湧き出て地上に溢れています。
一同木を伐って薪を作り、泉の水を煮つめ、やがて最上の白色結晶の塩をとることが出来ました。
あの白髪の老翁こそは国魂神であろう。
ひとえにわれらに塩を授け給い、この地方を拓けとの託宣であり神授であろうと感激し、神殿高楼を造営し、老翁を神と崇め祀って末永く奉仕することになりました。
また塩村の呼称もここからおこったものです。
とあります。
夛久比禮志神社という社名は全国の延喜式内社・国史現在社の中で本神社のみであり、専ら世の尊崇の的であります。
参拝客は私だけだったので、お願いして期間限定のアユの御朱印と通常の御朱印をいただきました。
夛久比禮志神社の禮という字は神社標では、ネ偏に豊なのですが禮という字しか記せませんでした。

夛久比禮志神社社殿

夛久比禮志神社拝殿内

夛久比禮志神社鳥居

夛久比禮志神社神馬像

夛久比禮志神社手水舎

夛久比禮志神社絵馬

夛久比禮志神社参道

夛久比禮志神社アユの御朱印

夛久比禮志神社通常の御朱印
人生儀礼
着帯の日 妊娠5か月の犬の日を選ぶ。
岩田帯とも言い紅で寿の字を書き込みます。
七夜の祝い 生後7日目に行う。
初めて名前をつけます。
お宮参り 男児は生後32日目、女児は生後33日目に
氏神様にお参りして健全な成長を祈願します。
(地方によっては差があります)
お喰い初め祝い 生後100日目に行う。
子供が一生食べ物に困らないよう祈願する。
初誕生祝い 満1年目の誕生日を祝う。
初節句 生後初めての節句。
男の子は端午の節句、女の子は桃の節句を祝う。
七五三祝い 11月15日に男女とも3歳、男の子5歳、
女の子7歳、無事成長したことを祝って
氏神様にお参りする。
元服髪上祝い 女の子13歳髪上、男の子15歳元服。
子供から大人へと成長する年齢となり、
立派な大人に成長できるよう氏神様に
お参りする。
入学卒業祝い 小中学校、高校大学など進学の祈願や卒業の祝い。
成人の祝い 満20歳の1月第2月曜日に行う。
成人に達したことを自覚し自ら良き大人として
過ごしていくことを氏神様に報告する。
結婚式 人生の中でもっとも晴れやかな節目となります。
御神縁によって結ばれた二人の新たな門出を祝うと共に、
神様に家庭円満、子孫繁栄を誓う大事な儀式です。
厄年祓い 厄年に当たる年に、災厄が身に降りかからないように
お清めお祓いする。
男性25、42、61歳。
女性19、33、37歳。
祝い年
還暦祝 61歳
古希祝 70歳
喜寿祝 77歳
傘寿祝 80歳
米寿祝 88歳
卒寿祝 90歳
白寿祝 99歳
上寿祝 100歳